自分の頭で考えて動く部下は結構うっとうしい

職場で小さなチーム運営をしていて悩ましいのは、どこまで任せるかです。

 

私は割と「マイクロマネジメント」派です。

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マイクロマネジメントは否定的な検索候補ばかり

 

用語の確認のためググってみたら一挙手一投足を見られてウザい・・・という感じでした。

自分はそこまででもないつもりですが、少なくとも何かをお願いするときに「自分の頭で考えて」は割と否定的です。

 

まず本人の成長うんぬんには興味ありません。

そのうえで、依頼したものを受け取ったときに「こんなもの頼んでない」などと思ってヘタをすると自分が作り直すことになることだけは避けたいのです。仕事だから。

 

例えば部下に「お客さんへの提案資料を書いて」と依頼するとして、「自分の頭で考えて」派の上司はどうして、自分(上司)の納得する内容のものが、納得する形式で、納得する期限で提出されてくると思っているのでしょうか。

それって甘くないでしょうか。

 

ワードの文書形式なのか、パワポのスライド形式なのか、

タイトル、目次、メッセージ、ページ数などはどうか、

ラフをすぐ出してフィードバックを回すか、ある程度完成させて社内レビューか、…。

そういうのは最初に十分「こういうつもり」としてインプットしないとお互いがストレスになるだけのように思います。

 

そういうわけで、僕はある程度細かめに目的や要望を伝えるようにしています。

途中でも(割と早めに)「どう?」と確認して、「自分の頭で考えて」余計なことをしないようにもチェックします。

「ちょっと時期は古いけど最新ではあるから、このデータで資料を作ろう」と思って渡したデータについて「ちょっと古いから新しいのを探しました」みたいなのは、たいてい不要です。というか、思ったのなら先に言ってほしい。

 

自分の頭で考えるのは良いけど、そのまま突っ走るのは迷惑。

そんなことを時々考えます。

 

自分の頭で考えて動く部下の育て方 上司1年生の教科書