1を聞かれて10を返すスタイルの、是非
お客さんが、たぶん軽い気持ちで質問してくることがあります。
(以下、たとえば、の話です)
「このアプリ、起動時にユーザーへの注意文を表示するようにできます?」
ここで「できますよ」とだけ返すのがいいのでしょうか。
それとも「できますけど起動時毎回となるとさすがにうっとうしいと思うので、何回かに1回とか特定の条件でとかにしたほうがいいと思います。むしろ起動時ではなくて…」みたいに返すのがいいのでしょうか。
もちろん状況にも相手にもよるでしょうからケースバイケースとしか言いようがないのでしょうが、自分は後者が多いです。
「考慮が足りてない」と思っているのに「できますよ」とだけ返しちゃったときに、考慮が足りてないまま先に進んでしまうのが怖いのです。
いったん進んだ後で「やっぱやめた」となるならまだしも、「注意文を見たら操作できなくなってしまうユーザーのために数秒後に画面を進める処理を足す」とか「注意文の前に注意文を出そう」みたいな意味不明なことになるのが怖いのです。
そして、軽い気持ちで質問してきたのはお客さんなので、イチから1歩ずつ順を追って説明を展開する必要が出てくるのです。「単に起動時に出すとか色々マズイっすよ」というわけにはいかないのです。
というわけで、自分みたいなタイプはメールやBacklogで1人長文を書き続けることになるのです。
生産的でも効率的でもないのだけど。
↓を読み直してみようと思います。
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